厄払い

ここ最近、昼食前後にお腹から怪音が鳴ることが多いです。


食前に鳴るのは騎士王といえど防げない生理現象なのでいいとして、
食後毎度のようにぐるるーごろごろきゅぴーと鳴るのは恥辱にまみれ慣れた僕でも堪え難いものがあります。


僕の職場には
「あいつ今飯食ったのにもう腹減ったのかよ。CAFE DE 鬼かよ?m9(^Д^)プギャー
と面と向かって笑う方はいないものの、
トイレの前を通り掛かると「今日もすごかったねー」なんて声が聞こえる訳で、
猜疑心の強い僕には僕のことにしか聞こえないわけで、
その度に硝子でできた心が砕け散るのは言う迄もありません。


今日もお昼が終わってちょっと昼寝でも、とうとうとしかけた時に
ビーーーッ!
と、はだしのげんのオナラのような音が鳴りやがりまして、
穴に入るどころか銀河鉄道に飛び乗りたくなったのですが、
機械の体ではジョイスティックの操作に難がありそうなので泣きながらトイレに駆け込み、
脳内の褐色メーテルに癒してもらったしだいです。




それにしてもこのところ音絡みの不幸が続いています。
僕が不幸なのは顔がキモイとか趣味もキモイとか色々理由はあるのでしょうが、
やはり12月下旬から2月中旬にかけての天中殺月間なのが最大の理由かと思われます。



毎年この期間は世間の幸福にあてられ、やること為すことキモくなりがちなんですが、
もうすぐ三十路という焦燥感が例年以上に悲劇を招いてるかのように厄が続きます。


このままだと僕の音に関する最大の厄、この身を幾度と無く地獄に叩き落したカラオケのお誘いに遭遇しかねませんので、
ここは一つ唯一神に厄払いしてもらうことにします。



厄払いにあたり唯一神の神像を作らねばならないので、
¥400,000¥410,000になることなど気にせずヤフオクったしだいです。


そーゆー訳で赤いあくま製作開始。